皆さま、こんにちは。
今回は、11月18日(土)午後1時~3時に行われた「富士見みらい館避難所防災訓練」の様子をご報告します。
区役所災害対策・危機管理課の主催で、九段一丁目町会、九段二丁目町会、飯田町町会、飯田橋町会、富士見一丁目町会、富士見二丁目町会の皆さまを対象に、富士見みらい館4階ランチルームで開催されました。
避難所防災訓練(HUG訓練)とは、避難所(Hinanzyo)、運営(Unei)、ゲーム(Game)の頭文字を取った図上訓練のひとつで、10人程度の少人数で編成された各グループが、避難者の年齢・性別・国籍や、各々が抱える事情が書かれたカードと、避難所に見立てた平面図を使って、①避難者をどれだけ適切に配置できるか、②避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくか、をゲーム形式で疑似体験する訓練です。
あいにくのお天気でしたが、50名ほどの皆さまが集まりました。参加者は4つのグループに分かれて、訓練が開始されました。ちよだ社協の富士見地区担当者3名も各グループに入れていただきました。
グループ2の皆さま
グループ3の皆さま
グループ4の皆さま
どのグループも真剣です!
本部長の説明の様子
お土産の中身はこんな感じでした♪
次々に避難してくる人たちを、それぞれの人が抱えた状況を瞬時に判断しながら、適切に避難所の中に配置していきます。
ボランティアの学生さん(IVUSA)も一緒に参加して、刻々と変わる状況をホワイトボードにまとめるなどのお手伝いをしてくれました。
訓練の最後は、各グループで本部長の役割を担ってくださった方から、どういう考え方で避難所をまとめたかの説明がありました。同じ状況が起きていたはずなのに、それぞれの避難所の様子は違っていて、とても興味深かったです。
本部長の説明の様子
訓練終了後には、非常食などのセットと、千代田区 の姉妹都市である秋田県五城目町 からいただいたお米のお土産が、参加者の皆さまに配られました。
お土産の中身はこんな感じでした♪
今回はゲーム形式の訓練でしたが、それでも時間の余裕はなく、次々に重要な判断をしていかなければならない状況を体験することができ、非常に勉強になりました。実際の災害時はもっともっと厳しい状況となる訳ですから、今回の訓練をどこまで活かせるかは分かりませんが、この訓練を受けたことで、きっと少しは冷静に対処することができるのではないかと思います。
今回参加できなかった方も、次回の訓練にはぜひ参加してみていただけると良いと思います。参加された皆さま、お疲れ様でした!
(富士見地区担当:松川)